2023年12月15日(金)に『YANMAR Presents KANSAI SOCCER FES 2023』第4回“Fast & Furious”が

大阪市のヤンマースタジアム長居にて開催されました。

こちらのイベントの主催を代表取締役の田中裕介が務めました。

今回は参加講師に毎熊晟矢選手(セレッソ大阪)・上門知樹選手(セレッソ大阪)・西川潤選手(サガン鳥栖)

をお呼びして小・中学生約100名の参加者に指導にあたっていただきました。

オープニングで集まった参加者の顔からは目の前にいる憧れのプロサッカー選手を前に

緊張と羨望の様子が見えました。イベントはウォーミングアップから開始をしました。

当日は12月とは思えない気温の高さもあり、軽やかな足取りが見てとれました。

ランニング・ステップ・ダッシュと様々な刺激を入れて体を起こしていきました。

次に2人1組で行うレクリエーションウォーミングアップを行いました。

初めて会う子ども達同士が緊張をほぐせるように、また名前をお互いに呼び合う事で

コミュニケーション力を高めてもらいました。

頭と体を同時に動かすことで、次に行う基礎練習に繋げていく事ができました。

次にパスとドリブルを2つに分けた基礎練習を行いました。今回は5人のアシスタントコーチに

サポートをしてもらいスムーズに全員の参加者が多くの練習に取り組める事を意識しました。

パス練習では受け手と出し手のタイミングを合わせる事、パスの強弱をつける事、ドリブル練習では

タッチやスピードの緩急をつける事を意識するメニューを作成しました。

次にパート別のシュート・クロス・1-1の3つのトレーニングを用意しました。

シュート練習では2人の関係性から崩すトレーニングで

縦関係・横関係の2つのパターンで味方を意識してゴール前で相手を崩す練習を行いました。

指導にあたった上門選手・西川選手からも鋭いシュートやアドバイスがありました。

クロス練習では毎熊選手がオーバーラップのタイミングとクロスの蹴り方などの指導にあたってもらいました。

子ども達からはプロも顔負けのクロスがいっぱい飛び出していました。

1-1ではスラロームからのバトルを作成しました。

アジリティサーキットからのドリブルでのゾーン突破というメニューで

体に強い刺激を入れて運動能力を高める事、サッカーにおいて重要な目の前の相手に負けない事を意識してもらいました。

この3つのゾーンを全でローテーションして行う事で短い時間で

多くのものを持ち帰ってもらう事に成功したと思います。

5人のアシスタントコーチが与えられたメニューの意図と役割を実行してくれた事で

スムーズに行うことができました。

その後はコートを2つに分けての試合形式を行いました。

試合は8チームで行い、優勝チームは参加講師とのスペシャルマッチに参加できるということもあり

勝敗にこだわった熱い戦いが展開されました。

参加講師の3人にはフリーマンという形で全チームに関わっていただきました。

また今回から試合をしていないチームにも2つのセッションを用意して常に体を動かしてもらいました。

最後にAチーム(優勝チーム)と参加講師チームでの試合を行いました。

Aチームの奮闘もあり、好勝負が繰り広げられましたが

毎熊選手の2ゴール、西川選手のゴールで3-2で参加講師チームが勝利しました。

日本代表やプロの選手に遠慮せずに果敢に向かっていく子ども達の姿は勇敢で素晴らしい姿勢でした。

参加講師の3人も手を抜く事なくプロの技を存分に発揮してくれて、

見ていた他のチームや観覧者の皆さんからはどよめきの声が出ていました。

全てのセッションを終えて閉会式を行いました。

協賛スポンサー様からの景品贈呈、参加講師からのサプライズでの

サイン入りスパイク(3名)の贈呈もあり最後まで盛り上がりました。

毎熊選手から選んだ子どもの選考理由に印象的な言葉がありました。

与えられた練習以外にも自分で考えて違う事にトライしていた。

そこにサッカーが上手くなる要素が詰まっている気がしました。

最後に主催者挨拶として、今日ここで感じたことを明日からの練習に活かしてほしい。

今日から意識を変えてほしい。

意識が変えれば行動が変わる。1日という短い時間ではサッカーは上達しません。

なのでここから皆が自分で考えてサッカーと向き合っていってくださいと話しました。

イベントで見た講師の技、スタジアムでプレーした感覚、サッカーを心から上手くなりたいと思う気持ち。

KANSAI SOCCER FESで得た本気の経験をこれからの

サッカー人生に必ず活きてくると信じています。

第4回KANSAI SOCCER FESは多くのご協力のもと無事に開催することができました。

2024年更なるパワーアップをして引き続き次世代の子供達へ本気の経験を伝えていきたいと思います。

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